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軽自動車ユーザー車検に必要な書類の書き方

軽自動車N-ONE

軽自動車のユーザー車検を受検する場合に、軽自動車検査協会で配布されている申請書などに、受験者(使用者))が記入作成しなければならないものがあります。
車検証に記載している内容を確認しながら、鉛筆、ボールペンを使用して記入作成します。

継続検査申請書(軽専用第2号様式)、軽自動車検査票、自動車重量税納付書と点検整備記録簿に記入済みの例を使用しながら書き方について解説しています。

申請書「軽専用第2号様式」記入例

記入する車検証の内容と走行距離数

・車両番号・・・「なにわ583ね5678」
・車台番号・・・「JG1-7654321」
・走行距離数・・・「30742Km」軽自動車のメーター内で確認します。
・使用者・氏名及び住所・・・「なにわ 太郎」「大阪市住之江区南港東三丁目4番62号」

※大阪主管事務所の住所を使用しております。

申請書軽専用第2号様式記載解説

 車両提示
軽自動車を軽自動車検査協会に持込み受験しますので「1」を記入します。
 車両番号
軽自動車の車検証又はナンバープーレートで確認して記入してください。
例・・・「なにわ583ね5678」
 車台番号
軽自動車の検査証(車検証)に記載されている車台番号で確認して下七桁を記入します。
例・・・JG1-7654321 下七桁「7654321」

 定期点検
未記入は、点検整備を行い、定期点検整備記録簿を提示する時。
※前検査で定期点検整備記録簿を提示しない時は「1」と記入します。
 受験形態
ユーザー本人の受験の場合は、「1」を記入します。
※代理の方が受験する時は、「2」を記入します。
 走行距離計表示値
30742Kmの時には、100km以下切り捨て記入します。
例:「307」と記入します。

 申請者(使用者)
車検証に記載されている、氏名及び住所を記入。
例:なにわ 太郎
 受験者
氏名及び住所記入又は、「同上」
代理人の場合はその方の「氏名及び住所」を記入します。
 申請年月日
受験、当日の年月日を記入してください。

 

自動車重量税納付書記入例

 

自動車重量税納付書記入例解説

 


提出年月日
受験、当日の年月日を記入してください。
車両番号
検査証(車検証)で確認して記入してください。
例:「なにわ583ね5678」
使用者の氏名及び住所
車検証に記載されている、氏名及び住所を記入してください。
例:「なにわ 太郎」・「大阪市住之江区南港東三丁目4番62号」
自動車検査証の有効期間
軽自動車の有効期間は、2年ですので「2年」に、チェックを入れてください。
自家用・事業用の別
自家用のナンバープレートは、下地が黄色で文字が黒色になります。
例:自家用に「チェック」
納付税額
初度検査の年からその経過した年数又は、エコカー減税対象などによって異なります。
通常は、6600円・13年経過すると「8200円」・さらに18年経過では「8800円」
※税額分の印紙を販売窓口で購入する場合に「車検証」を提示して金額をお聞きください。
※税額通知メールでの次回自動車重量税額メール通知サービスで重量税額が確認できます。

 


継続
ユーザー車検で軽自動車を持ち込みますので、持込に「チェック」を入れてください。
自動車重量税印紙貼付欄
販売窓口で購入した印紙を貼り付けてください。

軽自動車検査票記入例

 

軽自動車検査票記入例解説

 

申請内容・・・継続を「〇」で囲みます。
検査実施日・・・受験する年月日を記入します。
車両番号・・・車検証で確認して記入してください。
例: 「なにわ583ね5678」
車台番号・・・車検証で確認して記載されている「車台番号」のすべてを記入してください。
例: 「JG1-7654321」
原動機型式・・・車検証で確認して記載されている「原動機型式」を記入してください。
例: 「S07A」


 


定期点検整備記録簿記入例

 

点検整備記録簿が必要な方は、このサイトでもダウンードができますのでお使いください。

定期点検整備記録簿記入例解説

主に、重要な個所の解説になります。
分からない箇所は、記入せずに、空白にしておきましょう。省略の「P」は距離数で省略できる項目ですので注意が必要です。
☆印は、1年5000km以下の走行距離によって省略できる項目。
★印は、2年10000km以下の走行距離によって省略できる項目。
    • ■エンジン
    • a:CO、HCの濃度・・・テスターを使用して検査を行った場合のみ「チェック」を入れます。
    • ■公害発散防止装置
    • メターリングバルブの状態・・・バルブの通気状態の確認で一方方向にだけ空気が流れるているのかをチェックします。
      ※わからない場合は、空白にしておきます。
    • ブローバイガス還元装置の配管の損傷・・・ホース、パイプの損傷やホースのはずれなどを目視で点検します。
      ※装置のある場所がわかれば点検できます。
    • 燃料蒸発ガス排出止装置の配管等の損傷・・・ ホース、パイプなどに損傷がないかを目視などにより点検します。
      ※装置のある場所がわかれば点検できます。
    • チャコールキャニスターの詰まり、損傷・・・ パージ・コントロール・バルブのフューエル・タンクからきているホース側を強く吹いたとき通気し、吸気側マニホールドからきているホース側を強く吹いたとき通気しないこと、また、大気開放側から強く吹いたとき通気することを点検します。
      ※わからない場合は、空白にしておきます。
    • b: 燃料蒸発ガス現象装置のチェックバルブの機能・・・チャコールキャニスターから燃料タンク間のチェックバルブの空気の通気状態を点検します。
      ※わからない場合は、空白にしておきます。
    • 触媒等の排出ガス減少装置の取り付けの緩み、損傷・・ 触媒などの排出ガス減少装置本体の取付けの緩み、触媒本体に損傷がないかを目視などにより点検します。
      ※装置のある場所がわかれば点検できます。
    • 二次空気供給装置の機能・・・※小型車・普通乗用車には、装置がついてある場合があります。
    • 排気ガス再循環装置の機能・・・装置が使用されている場合と装置が使用されていない場合があります。
      EGRバルブに作用する負圧によりEGRシステムが正しく作動しているかを点検します。メーカーにより点検方法が異なります。
      ※わからない場合は、空白にしておきます。
    • 減速時排気ガス減少装置の機能・・・・エンジン暖機後、インジェクタに長めのドライバー(先端をインジェクター片側を耳)など当てて、アクセルペタル又はスロットルレバーでエンジン回転を2,500~3,500回転程度に上げ、アクセルペダル又は、スロットルレバーを離したとき、インジェクタの作動音が一瞬止まり、その後再度作動音(カチカチ)がすることを点検します。
      ※装置のある場所がわかれば点検できます。
    • 一酸化炭素等発散防止装置の配管の損傷、取り付け状態・・・一酸化炭素等発散防止装とは、・触媒反応方式等排出ガス減少装置の取付けの緩み、損傷・二次空気供給装置の機能・排気ガス再循環装置の機能・減速時排気ガス減少装置の機能・配管の損傷、取付状態などの点検になります。
      ※装置のある場所がわかれば点検できます。
    • ■ブレーキ・ディスク、ドラム

d:ドラムを外す(分解)作業が必要になりますので、分解できない場合は「空白」にしておきます。

メターリングバルブと配管画像

触媒等の排出ガス減少装置画像

エンジンルームから見た画像です。

下からエンジンを見た画像です。

インジェクタ画像

分かりづらい画像ですがエンジンを始動してアイドリングになりましたら耳を澄ませて、カチカチ音を確認してください。

N-ONEの定期点検整備情報

パワーステアリング・・・電動式
スパークプラグ・・・イリジウムプラグ(10万km点検不要)
点火時期・・・無調整式は点検不要
ディストリビュータ・・・該当装置なし
メターリングバルブの状態・・・有り ブローバイガス還元装置の有無
配管の損傷・・・有り燃料蒸発ガス排出止装置の有無
配管等の損傷・・・有り
チャコールキャニスターの詰まり、損傷・・・有り
チェックバルブの機能・・・有り一酸化炭素等発散防止装置の有無
触媒等の排出ガス減少装置の取り付けの緩み、損傷・・・有り
二次空気供給装置の機能・・・該当装置なし
排気ガス再循環装置の機能・・・該当装置なし
減速時排気ガス減少装置の機能・・・有り
装置の配管の損傷、取り付け状態・・・有りブレーキ
ブレーキペダル遊び・・・1~6mm
踏み込んだときの床板とのすき間・・・138mm以上
サイドブレーキ(駐車ブレーキ)・・・踏みしろ 5~7ノッチ

フロントブレーキ画像

リヤブレーキ画像

ライニング厚みの点検は、一番厚みの薄い箇所を計測します。

フロント・パット・・・使用限度厚み 1.6mm
リヤ・ライニング・・・使用限度厚み 1.0mm

軽自動車検査協会の受付窓口時間

業務窓口受付時間
午前: 08:45 ~ 11:45 
午後: 13:00 ~ 16:00
※土曜日・日曜日・祝日・年末年始(12月29日から1月3日)は休業日となります。

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