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自動車保険の自賠責保険と解約返戻金

自賠責保険解約返戻金

新車を購入したときや車検を更新する場合などに必要な自動車保険の自賠責保険について解説していきます。自賠責保険というのは被害者のために加入することを義務化されている自動車などの強制保険になります。

一般的に自賠責保険と言われていますが、正式名称は「自動車損害賠償責任保険」です。
交通事故などの被害者が加害者から補償を受け取ることができないことがないように、最低限の保障が得られるように国が義務付けた保障制度のことをいいます。

自動車保険の自賠責保険は常に自動車に備え付けて置くもので、保管されていないと罰則により罰金を納めなければならなくなります。正し、罰金を納めた人がいるのかは定かではありません。
自動車には自動車検査証(車検証)、自賠責保険、定期点検整備記録簿は常に備えつけておく義務があるので、グローボックスなどに保管して置きます。

自動車損害賠償責任保険は自賠法とも呼ばれ自動車を運転時、他人に対し死傷させた場合のみ適応されます。この自動車保険は、他人に対しての保証であり、当然ながら親子などには適応されません。また自損事故の場合も受取ることは出来ません。

自賠責保険の解約とは

  1. 解約の条件
    自動車の廃車や解体など抹消登録手続を行った場合
  2. 解約の条件その2
    自賠責保険の有効期間が一ヶ月以上あれば返戻金があります。
  3. 保険会社では
    自賠責保険の有効期間が一ヶ月以上残っているからと黙って待っていても相手側は動いてくれませんのでご自分で解約手続きの申請をすることになります。
  4. 解約返戻金手続き
    印鑑、自賠責保険証明書、廃車が確認できる書類(登録識別情報等通知書)、運転免許証、振込先銀行口座番号などお持ちになり、自賠責保険に加入した保険会社の窓口で 解約手続きを行ないます。
  5. 手続きの先延ばしは禁物
    返戻金は、保険会社の窓口で 解約手続きを行った時から計算されます。
    遅く手続きすれば、返戻金は少なくなり、自賠責保険証明書の有効期間が過ぎてしまえば返戻金は受け取ることができません。

保険金の保証内容について

  1. 障害の場合
    傷害や死亡などでも支払い金額が変わってきます。
    同じ傷害でもその傷害内容で違い、120万から後遺障害では最高3000万、さらに常時介護が必要な場合には最高4000万となっています。
  2. 死亡の場合
    被害者一人に対し最高3000万で、葬儀費や慰謝料などが含まれています。
    被害者にも重大な過失があった場合にはその内容によって保険金が減額して支払わられることになります。

運輸支局又は自動車検査登録事務所

登録窓口の受付時間

午前: 08:45 ~ 11:45 
午後: 13:00 ~ 16:00
・手続き等の問い合わせについては8:30~17:00まで受付しています。
・土曜・日曜・祭日及び12月29日から1月3日は、休みになっています。
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